Google AdSenseを利用する上で、作成していくサイトの「テーマ」は非常に重要です。今後の収益を左右していく要素でもありますし、Google AdSenseのアカウントを取得する際の、「サイトを審査」に通すためにも、しっかりとした内容のサイトを作成する必要があります。
さらに、Google AdSenseはコンテンツが命のページで書きましたが、サイトのテーマによっては審査が通らないものもありますので、自分が作ろうとしているテーマが問題ないかを事前に確かめておくことも必要です。
自分の得意分野で記事を書いていく
アドセンスを掲載するために、絶対に必要なものが「コンテンツ」です。そのコンテンツですが、最初は一体どのような内容を書けばよいのか分からないと思いますが、まずは自分が得意にしている分野で記事を書いていくことをおすすめします。
少し踏み入った話になりますが、FXや保険関連、医療関係をテーマにしたサイトでは、クリック単価が高い広告が出やすいという特徴があります。逆に、クリック単価が安い分野もあり、選択するテーマによって、その後の収益に大きな違いが出る可能性があるのです。
これは冒頭にも少し書きましたが、作成するサイトのテーマによって収益の差がはっきりと出てしまうのです。しかし、キーワードのクリック単価が高いからといって、自分の知らない分野でコンテンツを展開していくことはあまりお勧めできません。
なぜなら、それらの知識を蓄えるために勉強する時間が必要になりますし、付け焼刃の知識で書いた記事というのは、中身の薄い、読み手にとっては価値の無い内容になってしまうからです。知識がなければ、おそらくまともな文章も書けないと思います。結果的にアクセスも無く、収益も得られないサイトが出来上がる結果となってしまうのです。
まずは自分の得意分野でブログ記事を書いていき、ある程度の収益が見込めるようになれば、そのテーマに関連した内容で、サイトを増やしていくという方法が、結果として収益を最大化できる近道になるのです。
得意分野からさらにテーマを絞って広告のターゲットを絞る
例えば、あなたの得意分野がオートバイ関連だったとします。オートバイの知識なら、人に負けない自身があるという人であれば、そのテーマでブログを書いていくべきです。しかし、オートバイをテーマにとってみても、その範囲はかなり広いことがわかります。
バイクの車種も様々ですし、オートバイのメンテナンスや新車情報もあります。自分のバイクに乗って旅行に出かければ、ツーリングレポートとしてコンテンツを作る事が出来ます。そういえば温泉も好きで、グルメにも多少はうるさい・・・。といった具合に、一口にオートバイといっても、関連する様々なテーマが存在しているわけです。
Google AdSenseは、そのページに書かれている内容を自動的に判別して、最も適した広告を自動出力する素晴らしい機能が備わっています。訪問したユーザーに最適な広告を出力することで、収益を最大化することができるのですが、先程例に出したように、あれもこれも・・と詰め込みすぎてしまうと、読者にマッチした広告にばらつきが発生してしまいます。
新車情報を探して検索してきたのに、表示される内容がそのバイクで行った温泉記録であれば、それに関係して表示された広告のクリック率が下がってしまうのです。
自分の得意なテーマが決まったら、その中からさらにテーマを絞り込んでみてください。テーマをさらに絞り込むことで、検索ユーザーを絞り込むことができますし、コンテンツマッチにより表示される広告も、よりユーザーの興味がある内容が表示されますので、クリック率を最大化することができるというわけです。
日記サイトは審査に通りづらい？
これはあちこちで質問されていることなのですが、結論から言えば日記サイトでも問題なく審査は通過できます。ただし、以下の内容は最低限クリアーしておいてください。
- プログラムポリシーに違反していないサイトであることが大前提
- 記事は少なくとも２０～３０記事は書いておく
- 未完成状態で審査に出さない
- できれば何か一つのテーマに絞った内容にしておく
内容に問題がなければ、審査を通すのにあまり神経質になる必要はないと思いますが、アフィリエイト関連のサイトやお小遣い系、少しブラック寄りの内容だと、審査の通過は難しいかもしれません。
また、本人にそのつもりが無くても、知らぬ間に著作権を侵害している場合もあります。他サイトの画像を紹介の意味で無断掲載したり、自分の好きなアニメや漫画の画像を使用した場合がこれにあたります。文章の引用にも注意したほうが良いでしょう。