チャネルを設定することで、掲載した広告の効果を測定し、収益を最大限に高めるための対策を行うための情報を得ることができます。このページでは、チャネルの設定方法を説明していきます。
チャネルを使ってAdSense広告の成果を分析する
チャネルとは、Google AdSenseの収益を、WEBサイトや広告ごとに確認できるようになる機能のことです。特定の広告に「印」を付けて、その広告がどれくらい収益をあえているのか、どれくらいクリックされているのか、また、クリック率は何パーセントなのかといった情報を得ることが可能となります。
これらの情報を用いることで、効果の低い広告の配置を変えてみたり、配色を変更するなどして、収益を最大化するための対策を行なうことができるのです。
チャネルには「URLチャネル」と「カスタムチャネル」の2種類があり、合計で500個まで作成することができます。
URLチャネルでWEBサイト毎の成果を比較する
URLチャネルは、自分のサイトのURLを指定し、ドメイン全体やサブドメイン、ディレクトリや個別ページにおける広告の掲載結果を確認することができます。WEBサイト全体、WEBページ(記事単体等)毎に広告の成果を比較する際に役に立ちます。
URLチャネルの設定例
- https://affi-lu.net・・・ドメイン全てを追跡する
- http://sample.affi-lu.net ・・・サブドメイン以下全てのページを追跡する
- https://affi-lu.net/sample・・・特定のディレクトリ以下にある全てのページを追跡する
- https://affi-lu.net/sample/test.html・・・特定のページを追跡する
URLチャネルの設定手順
- Google AdSenseの管理ページにアクセス。「パフォーマンスレポートをクリックし、その中にある「URLチャネル」をクリックします。
- 「+新しいURLチャネル」をクリックします。
- トラッキングさせたいURLを1行に1URLずつ記入します。
- 記入したら「URLチャネルを追加」をクリックします。
URLチャネルの登録直後は、すぐにはデータは反映されません。広告を掲載したサイトにアクセスがあったり、実際にクリックされることで、レポートで数字を確認することができるようになります。
カスタムチャネルを設定して詳細に収益状況を確認する
カスタムチャネルは、アドセンスのコード(広告)に目印を付けて、その目印ごとに収益結果を確認することが出来る機能です。例えば、同じページ内に二つの広告があったとして、そのそれぞれに個別にチャネルを設定することで、いったいどちらの広告の方が収益を上げているのか?といった検証を行なうことが可能となります。
カスタムチャネルの設定手順
- 「広告の設定」タブをクリックし、「カスタム チャネル」をクリックします。
- 「+新しいカスタム チャネル」をクリックします。
- 「名前」を記入します。どういった目的で作ったチャネルなのかが分かるような名前にします。
- 「広告ユニット」の項目で、どの広告にチャネル(目印)を付けるのかを選択します。
- 設定が完了したら「保存」を押します。
- 作成が完了すると、一覧画面に作成したチャネルが表示されます。
これで、特定の広告がどういった状態で収益を上げているのかがわかるようになります。Aの配置よりもBの配置の方が効果が高いと分かれば、同様の配置で広告を配信している広告の位置を全て変更して、収益の向上を図ることが可能です。
この様に、カスタムチャネルでは「自分のルール」でレポートを作成することが可能となります。広告の表示位置毎、広告のサイズ毎といった様に、細かく分けることが可能です。ABテストといった検証テストを行なうためにも、非常に重要な機能となります。