アフィリエイトサイトの運営で注意しておきたいこと

2013012900

アフィリエイト系のサイトを作成する場合、必ず必要となるのが紹介するための商材です。その商材のゴール地点が、資料請求であったり、実際に商品が売れることであったりと、紹介する商品(サービス)によって様々です。しかし、ゴール地点がどこであれ、その商品を紹介するために自分のサイト上に「説明文」と共にアフィリエイトリンクを貼り付けるわけですが、この際の「説明文章」で気をつけておきたいことがあります。

まずは以下の文章を紹介します。

商品説明のコピぺはNG?!アフィリエイトサイトの運営で注意しておきたいこと

アフィリエイトサイトでは同じアフィリエイトプログラムを利用しているために
同様の商品説明を掲載しているサイトを多く見かけます。

アフィリエイトを中心に扱っているサイトですと、それ以外のコンテンツで他のサイトと差別化できるオリジナルコンテンツが少なくGoogleからの評価が低くなる可能性がございます。

~中略~

Googleはアフィリエイトサイトの評価を高めるために以下のことを提案しています。

・サイトのごく一部にのみアフィリエイト プログラムのコンテンツを掲載する。
・ユーザーが元の販売者のサイトに直接アクセスせずにこのサイトにアクセスしようとする理由を考える。
・アフィリエイト プログラムを選択する際、サイトの対象ユーザーに適した商品のカテゴリを選択する。
・ウェブサイトでユーザーのコミュニティを形成する。
例)ユーザーレビュー、ブログなど
・常に最新でテーマに関連性の高いコンテンツを提供する。

参考  http://support.google.com/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=76465

http://www.seo-ch.jp/news/156

SEO-chさんで紹介されていた、「商品説明のコピぺはNG?!アフィリエイトサイトの運営で注意しておきたいこと」の記事の一部を引用したものです。アフィリエイトを始めたばかりの初心者にありがちな、「とりあえず文章をコピーして使ってみる」事に対する注意と、その対応策(Googleからの提案)が紹介されています。上記の件に関して、もう少し噛み砕いて説明します。

準備された商品紹介用の文章はそのまま使わない

「商材側で準備されている説明文をコピペして利用」することで、同じようなページが大量に検索結果に出回ってしまいます。すると、それらの記事は「内容が重複した複製コンテンツ」としてGoogleに認識されますので、評価もされず、そして上位表示されることはありません。これは、結果としてゴミページを増やしてしまう結果に繋がってしまいます。

そうならないためにも、予め用意されている商品紹介用の文章は利用せず、自分の言葉でそのサービスを説明していくべきです。その上で、公式サイト(商材を販売しているサイト)で得られる以外の情報を、自分のサイトで紹介する必要があります。

ただし、この問題の解決は簡単ですね。それは、実際にその商品を購入した上での商材レビューが一番効果的です。そして、そういった情報をユーザーは求めているのです。この手法はGoogleがアフィリエイトサイトの評価を高めるために提案している内容なので、大きな間違いは無いはずです。

しかし、だからといって「売る」事が先行してしまえば、その商品の「悪い部分」を意図的に隠してしまうことにもなります。その情報を見ているユーザーは、敏感にそういった部分を感じ取りますので、そのサイトからの購入率は低いものとなります。もちろん、1日に何千何万というページビュー(アクセス)があれば、適当に商品を紹介するだけでも、いくつかは売れていきます。しかし、アクセス数に対しての購入率はかなり低いものとなる筈です。

購入した商品に対して徹底的にレビューしたサイトを作る

これは現在私が行なっている手法となりますが、その方法は至って簡単です。実際に購入した商品に対して、徹底的にレビューを行なう方法です。その際に選ぶ商材は、できれば自分の趣味と関連性のある、紹介していてオリジナルの文章がスラスラと書けるようなものが良いと思います。

私は趣味にバイクや写真撮影、キャンプ、山歩きといったものがあるのですが、これらに関連する商材をチョイスして、実際に購入したアイテムについてしっかりとレビューする記事を増やしています。

例として、一つの商材が5万前後もするデジカメ(実際に所有しているもの)を紹介するブログを作ってみたのですが、一ヶ月も経たないうちに3つも売り上げる成果を出してくれました。利用したASPはAmazonです。

アマゾンはクッキーの保存時間が1日(24時間)しか無く、商品が売れ難い印象があるかもしれませんが、実際にはそうではありません。amazonは如何にして商品が売れるのかを、莫大なお金を使って日々研究してサイトに反映させています。なので、cookieの保有期間が24時間しかなくても、高い購入率が期待できるわけです。

私の場合ですが、Amazonアソシエイトは、クリック数に対して約10%ものコンバージョンを出してくれています。一般的なショッピングサイトであれば、コンバージョンは平均して1%程と言われていますので、amazonでの購入率は凄い数字だということがわかりますね。

・・・しかし、悲しいかな、amazonでの1商品辺りのアフィリエイトの報酬上限は1000円です。通常、1商品を売ると3.5%のアフィリエイト報酬があるのですが、5万円の商品を売っても1750円とはならず、上限の1000円になってしまうのはちょっとイタイ。。。

少し話しが逸れてしまいましたが、実際に購入した商品のレビュー記事というものは、ユーザーの高い関心と「購入してみよう」という気持ちの後押しになることは間違いありません。その上で、最も勾配に結びつくキーワードの選定がバッチリと決まれば、一つの商材で多くの収益を上げることも可能となってくるわけです。

この記事のまとめ

  • 提供素材の文章はコピーして使わない
  • 説明文はオリジナルのものにする(他サイトからのコピーは論外)
  • 実際に購入した商品のレビューを徹底的に行なう
  • amazonアソシエイトのコンバージョン率はかなり高い

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