楽天アフィリエイトで結果を出すには?

現在メインとして扱っているアフィリエイトの一つに、楽天アフィリエイトがあります。楽天アフィリエイト自体は、2006年頃には登録しており、適当に商品リンク等を貼る程度で放置しておりましたが、しっかりと取り組み始めた結果、その分しっかりと結果が出ているように思います。

2012年6月24日時点の収益予想

6月分の途中経過になりますが、楽天アフィリエイトの収益状況のキャプチャ画像を紹介します。これくらいの数字で公開するなよと上級者の方に怒られそうではありますが・・汗

※クリックで画像拡大

こんなカンジ。クリック数が2194回。売上げ件数が110件なので、現時点ではクリック数に対するコンバージョン率は5%ということになります。この5%という数字、実は非常に高い!WEBマーケティングの世界では、よく言われるのがまずはコンバージョン1%~3%(100のアクセスに対してお問合せや注文が1件~3件)を目指し、この数値以下ならサイトや商材に問題アリとして、改善を試みます。5%もあれば凄い!となり、5%~以上で神!と(私の身内の中ではw)言っております。

この場合は、アクセス数ではなくクリック数に対してのCV(コンバージョン)率となりますので、厳密に言えば同じラインで考えると、ちょいとズレがあるとは思いますが、それでも高い数字ですね。

ちなみに、1売上げあたりの平均収益は、成果報酬合計(未確定値)の12169(ポイント)割ることの110(件)で、110ポイントとなります。収益の税率が全て1%だったとして、1件あたり11000円の買物がされていることになりますが、これは毎月変動しますので、1件辺りの売上げは、今は気にしないことにします。

ちなみに、この計算結果を踏まえれば、今月の場合は1クリックあたりの単価は約5,5円となりますので、クリック課金タイプで言えばまあまあ単価の高い、アフィリエイトサービスとなるわけです。

楽天アフィリエイトの仕組みと利点

今更ではありますが、初心者の方向けに、楽天アフィリエイトの仕組みを説明したいと思います。すでに知ってる!という方は、読み飛ばしてもらっても大丈夫です(笑)

楽天アフィリエイトは、商品が購入されても、基本的に1%のアフィリエイト収益です。商品によっては5%や10%もありますが、1%が大半を占めています。1000円の商品が売れても 、収益は10円。これを少ないと見るか多いと見るかは人それぞれではありますが、楽天アフィリエイトの特徴は、なんといっても30日間のクッキーの保有期間です。

クッキーとはなんぞや?の方のためにカンタンに説明しますが、クッキーとは、「Webサイトの提供者が、Webブラウザを通じて訪問者のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させるしくみ。」の事を言います。
※IT用語辞典 Cookie より

これだけではさらになんぞや?となってしまいますが、要するに、紹介した商品をクリックした後、アフィリエイト収入を得る権利が、30日間も有効になるというのが、楽天アフィリエイトの大きなアドバンテージです。自分のブログで紹介した商品に興味を持った人が商品をクリックした後、仮にそのタイミングで購入には至らなくても、30日以内に楽天で買物がされれば、しっかりと収益になるというのがとっても素敵。

さらに素晴らしいのが、あなたの紹介した商品が1000円の本だったとして、その商品をクリックした人が、別の日に29800円の掃除機を買ったとしても、その掃除機に設定されているポイント(1%で298円)がしっかりと収益として換算されてしまいます。その時購入に至らなくても、30日の間なら他の商品が買われたとしても、しっかりと収益になる。これは非常に大きな利点だと考えています。

ちなみに、自分が紹介した商品をクリックした後、その人が別のブログ等で他の楽天アフィリエイト利用者が紹介していた商品をクリックした場合、このクッキーが上書きされてしまい、収益はそのアフィリエイターへ行ってしまいます。これも楽天アフィリエイトの大きなデメリットであり、メリットでもあるのです。

楽天アフィリエイトで稼ぐにはどうするか

そんなわけでして、楽天アフィリエイトでは、「とにかくクリックさせる」ということが重要となります。商品がクリックされないことにはクッキーの保存も行なわれないため、クリックされることは大前提となります。

しかし、だからといってとにかくクリックさせればいい、という方法では、なかなかクリック率は上がりません。最近は検索結果には殆ど出なくはなってきましたが、無料ブログを使って、1記事に一つの商品のアフィリエイトリンクだけが貼られたアフィリエイトブログを大量生産するという手法が大流行しました。しかしながら、こういった手法でポイントが増やせたのは、利用者のアフィリエイトに対するリテラシーが低かった数年前で、現在では訪問者はすぐに「これはアフィリエイトリンクだ」とわかりますので、その商品をクリックしてくれないばかりか、そのサイトからもすぐに離脱されてしまいます。

サイトを訪問しただけで、上記で説明したクッキーを上書きしてしまうプログラムも、プログラマーに頼めば簡単に作ってくれますが、現在ではその手法は楽天側で禁止となっており、裏技や不正を利用した手法では、ポイントは増やせなくなっているのが現状です。なにより、現在の検索エンジンでは、そういったアフィリエイト記事は上位には表示されず、時にはペナルティを加えて検索結果から消してしまう処置を、ここ数年で強めています(特にここ最近の動きはかなり強烈なものがあるようです)

それらも踏まえて、私が現在取り組んでいる手法ですが、その方法は至ってオーソドックスです。まずは実際に購入した商品をしっかりとレビューします。その上で、アフィリエイトの商品リンクは、記事の最後に一つ設置。(※この際、是非クリックを!とか、サイトの運営費捻出のためにご協力を!といった、クリックを促すような文章はNGです。楽天アフィリエイトの規約に違反します。)

他には、記事内のテキストに1~2箇所ほど、その商品を購入したお店へのアフィリエイトリンクを貼っている程度です。もちろん、その商品を購入しての利点だけでなく、気になった点や不満に思った点も正直に書きました。こうすることで、その商品を買いたいと思っている人への貴重な情報を提供することになりますし、そうでなくても、とりあえず商品の内容を見てみよう、ということで、アフィリエイトリンクのクリック率が大きく上昇することにも繋がります。

以下はその手法で紹介したとあるバイク関連の商品の内訳になります。

クリック率が高くなる手法 その1

これまた収益画面のキャプチャ画像になります。

商材は2400円~5000円程度のバイク関係の商品で、1商品あたりの収益は24~50円ほどです。クリック数はたいしたことはありませんが、コンバージョン率が19.6%と、非常に高い数字になっています。実にクリックした人の5人に一人が、その商品(またはそのショップの他の商品)を購入してくれています。

それだけ、実際に購入した人の意見というのは強い効果を生み出します。もちろん、この手法を使ってのステルスマーケティングによる自作自演が存在することも否定できませんし、WEB業界ではこの言葉はある意味タブーとなっており、扱いに非常に困るネタでもあります。このあたりは、機会があれば考察を書くかもしれませんが・・・。

話がちょっと脱線しましたが、やはり実際に購入しての、詳細レビューが個人的には最強だなと感じています。他にも、一つが3万円強のデジカメでも同様の方法をとってレビューを書き、アフィリエイトを設置してみましたが、やはり高いコンバージョン率を示しています。楽天自体のブランド力もあるので、商品を購入する際にも、心配が無いというのも、楽天アフィリエイトの大きな利点の一つですね。これはAmazonのアフィリエイトにも言える事ですが、Amazonに関してもまた記事を書きたいと思います。

クリック率が高くなる手法 その2

もう一つの手法が、サイトのサイドナビ(全ページ)に、そのサイトのテーマに関係した商品のリンクを貼っている場合も、クリック率が高くなりました。これまたバイク関係のサイト(上記で例に出したサイトとは別サイトです)で、発売されたばかりの車体の情報まとめサイトを作成し、サイドナビにその車体のアフィリエイトリンクを貼っています。その車体の話題性が高く、現在では平均して1日に400~500ページビュー程のサイトに成長してくれました。

ちなみに、今回例に出したサイトでは、商品リンクは二つ貼っています。サイドナビに商品リンクを貼る場合は、多くても3つまでにして、基本的には一つだけにするほうが良いと思います。貼りすぎるとサイトがごちゃごちゃしますし、なにより「商品を買ってもらう」ことがメインとなってしまい、訪問者に良い印象を与えることが出来なくなるためです。

アクセス解析の結果はこんなかんじ。キーワードの選定が上手くいった好例ですね。ある程度アクセスを稼げるサイトであれば、そのサイトのテーマに関係したアフィリエイトリンクをサイドナビに貼るだけでも、クリック率が高くなる傾向にあるようです。このあたりはさらに他のサイトでも検証して、色々と勉強してみます。

今回の記事のまとめ

  • 楽天アフィリエイトは地道に取り組めばしっかりと結果に反映される
  • 浅く広くではなく、深く狭く
  • 自分の得意ジャンルで記事を書くと効果的
  • サイドナビへもリンクは忘れずに(ただし貼りすぎは逆効果)
  • 単価は安いように感じるが、クリック単価で見ると魅力的

今回の記事で紹介した手法をもう少し続けてみて、同様に結果を交えながらの考察もまた書いていきます。

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